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泣いた





X'masから大晦日へ

花屋勤務の私
一番忙しい時期に入る

松ヤニが手につくと
なかなか洗っても落ちず
手は荒れまくり


あぁ年末だぁと実感


先日太鼓のレッスンにて

私は泣いた

まさか楽器を相手に
涙が出るなんてこと
思いもしなかった


歌っていて泣いたことは
1回だけ


あれは確かライブの最後の曲

父に向けて書いた曲だった

もぅ先が長くない父を想いながら
歌っていたら涙がとまらなかった

子供みたいに泣きじゃくった気がする


今回はその時と違ったのか
一緒だったのか

よくわからないというか
わかりたくないのか

教えてもらった通りに
必死で叩いていたつもりでいたけど、
先生のまささんは、私が一発目に叩いた音から
すでに何かを察知してたらしい


叩けば叩くほど辛くなって
力が入らなくなって
外にでなく内にこもる自分

でもまささんは

力一杯叩くように
目をつぶらないで
1人で叩いてるのてはないと言う

投げかけてくる言葉でさえも、強くきついように思えてくる


集中するのも容易でなくなったときに叩くのを中断


私らしくない太鼓を叩くことに、まささんは、はがゆかったんだと思う


そしてしっかり太鼓と向き合えていない私にも


何故か涙が溢れて
止まらなかった


決してまささんのせいでなく、私自身の問題だとこの時気づいた

その事を彼に伝えると
そんなことはわかっている、だから思う存分泣きなさいと言った



泣いてる私の前で
まささんは淡々と
でも穏やかに
太鼓のこと
自分と音楽のことを話してくれた


『太鼓っていうのは、命を叩くってことなんだよ』


その言葉が私の内側に響く

何故か私も
『命をたたくか。。。』
と、呟く


自分に嘘をついていたら
叩けないんだと

叩きたくないならそれでいい

でも叩くなら
真っ正面から向き合わなきゃいけない


本当に思い知った


私の中で見てみぬフリをして蓋をしたものが
太鼓と向き合う中で
開いてしまった

実は全然片付けられていなかったことが溢れて


太鼓はそれを
気付かせてくれたんだと思う

そして太鼓というのは
そういうものだと
私が知ってしまうことも
まささんにはわかっていたこと


太鼓とまささんに
出会ったこと

新たな自分や世界を知る
ガイドになるのは偶然ではなく必然だ

私になくてはならなかったんだと思う


来年はもっと深く自分を掘り下げることになるだろう

音楽との付き合い方も
変化するだろう


マイペースにしっかりと
全てのものと向き合っていこう


それはきっと
何に対しても嘘がつけなくなることかもしれない


一生懸命楽しく生きよう

それが来年のテーマ

この日記が今年最後

今年もたくさんみなさんに
お世話になりました

どうもありがとう!!!

来年もどうぞ仲良くしてください


それでは
良いお年を。。。
by souldrops | 2010-12-28 02:05 | music
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